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サスティナビリティマーケティング調査報告 2023年夏 |脱炭素DX研究所レポート #04

企業経営と生活者意識を変え、脱炭素社会の実現を目指す脱炭素DX研究所。
脱炭素推進に役立つような情報発信を、さまざまな切り口から行っています。今回は、サステナビリティマーケティングに関する調査レポートです。

サステナビリティマーケティングレポートとは?

本レポートでは、サスティナビリティマーケティングの本質に迫りながら、世界中で展開されているキャンペーン事例を調査、その中から注目すべき事例をピックアップして解説します。具体的な事例を通じて、サスティナビリティマーケティングがどのようなアプローチを取り、どのような成果を上げているのかを明らかにし、これからのサスティナビリティマーケティングにおける展望を探ります。

海外のサスティナビリティマーケティング・キャンペーンを紹介したサイトから、適正な事例情報を持つサイトを選定し、事例約200件(含む重複)を独自調査しています。

調査分析した結果、共創性とミッション性の2軸で分類することがわかりました。

共創性(C1,C2,C3)
共創性は、消費者やステークホルダーをブランドや取り組みに巻き込む力を表します。この軸を次のように3つに分類することができます。
● 伝達/理解促進型(C1: Communicative/Understanding Promoting Type)
● 共感/行動促進型(C2: Sympathetic/Action Promoting Type)
● 共創/協創型(C3: Co-creation/Collaborative Type) 

ミッション性(M1,M2)
ミッション性は、企業やブランドの社会的な志向性や目標を表します。サスティナビリティマーケティングは、この軸において次のように分類できます。
● 一般的志向型(M1: Moderate Mission)
● 社会的志向型(M2: High Mission)

本レポートでは上記の共創性2種とミッション性2種の代表的な12事例を紹介しています。

またその調査分析結果から、サスティナビリティマーケティングを設計するうえで重要となる着眼点を洗い出しています。

これらの着眼点を活用して、サスティナビリティマーケティングキャンペーンをより戦略的かつ効果的に設計し、消費者の関心を引きつけ、持続可能な社会への貢献を実現することができます。

本調査結果のフルレポートはこちらからダウンロードください。

参考: レポートの目次

1.サスティナビリティーマーケティング・キャンペーンとは何か? 
  サスティナビリティーマーケティング・キャンペーンとは? 
  脱炭素との関係性は? 
2.従来のマーケティングとサスティナビリティーキャンペーンの違いは何か? 
3.サスティナビリティマーケティングのメリットはなにか? 
4.サスティナビリティマーケティングを求める顧客ニーズは存在するのか? 
【環境に配慮した商品・サービスの購入意向は69.3%】 
【環境配慮の商品・サービス購入者の96.8%が、今後も購入したいと考えている】 
【購入意向のある人に、商品・サービスを選ぶための情報が届いていない】 
5.調査対象 
6.サスティナビリティーキャンペーンの分類 
 共創性(C1,C2,C3) 
 ミッション性(M1,M2) 
7.【伝達/理解促進型(C1)】 会社の考えを上手に発信! 
 C1M1事例:次は君の番だ、イーロン! 
 C1M1事例:Kia Niro / Hero’s Journey 
 C1M1事例:Ryman Eco (Ryman) 
 C1M2事例:Lacoste: swapping
8. 【共感/行動促進型(C2)】 顧客の行動変移を促す!
 C2M1事例:Do Card (Do Black) 
 C2M2事例:「ゴミの国」Trash Isles
 C2M2事例:Giving Tree (Chobani) 
9. 【共創/協創型(C3)】顧客参加型で盛り上げる!
 C3M1事例:Earth DayにPokemonGO
 C3M1事例:Phone it in (Skinny) 
 C3M2事例:Run For The Oceans
 C3M2事例:Trash Robot (Urban Rivers)
 C3M2事例:PlasticWhale
10. サステナビリティマーケティング・キャンペーンの設計に向けた着眼点
 共創性:消費者を巻き込む仕掛け
 ミッション性:社会的志の高さを言語化する
さいごに・・・サスティナビリティマーケティング・キャンペーンを始めてみませんか。

さいごに

サスティナビリティマーケティング・キャンペーンを始めてみませんか。

 サスティナビリティマーケティングやキャンペーンは、脱炭素経営をおこなう上でのほんの一部に過ぎません。また脱炭素経営をおこなう上ではさまざまな施策が必要となります。
クリエイティブなコンテンツをお望みでも、サステナブルな商品・サービスのマーケティングで売上貢献に苦労している場合でも、ぜひお問い合わせください! 脱炭素社会の実現に向け、さまざまな脱炭素DXソリューションを用意しています。

ライター情報(編集長):数藤雅紀
株式会社メンバーズ 脱炭素DXカンパニー
循環経済&サスティナビリティ推進 ラボ所長
ケンブリッジ大学経営大学院循環経済プログラム修了
Global Compact Network Japan サーキュラーエコノミー分科会共同幹事
もと山一證券。金融・デジタル・DX・循環経済を得意とする。
Note:https://note.com/suto410
Facebook:https://www.facebook.com/Sutoh/

調査&編集スタッフ:
中村優花  千年の都、京都が生んだ才女
倉岡美亜  世界を相手に活躍するバイリンガルハーフ女子
佐藤凪沙  笑顔の似合う期待のエース
田邊慶太朗 無口で実直に仕事をこなす令和の漢

本調査の解説動画もございます。ぜひあわせてご覧ください!


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