Members+ 脱炭素DXレポート

メンバーズでは2030年までのCO2排出量46%削減を後押しすべく、スコープ3の調査・…

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メンバーズでは2030年までのCO2排出量46%削減を後押しすべく、スコープ3の調査・事例研究に特化した「脱炭素DX研究所」を開設。ビジネスモデルとライフスタイルの変革を促すコンテンツをお届けします。|株式会社メンバーズ: https://www.members.co.jp/

マガジン

  • 脱炭素DX研究所レポート

    株式会社メンバーズの脱炭素DX研究所が発信するレポートをまとめました!

  • The Road to Carbon Neutrality

    「脱炭素経営」を目指すために必要なプロセスや手法について、読者の皆さんとともに学びを深め、ともに歩んでいきます。

  • Signals for future

    インスタグラムアカウント「Signals for future」とともに、未来の兆し(Signal)となるようなヒントや事例をご紹介しています。

  • Social Good Company

    ソーシャルグッドな取り組みをしている企業や団体の方々を取材し、自社のお取り組みについての思いや今後の展望などについてお話いただくシリーズです。

  • 過去記事まとめ

    2022年6月までに公開した記事をまとめております。

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    脱炭素DX――すべてのDXは脱炭素社会実現のために

    株式会社メンバーズ・ゼロカーボンマーケティング研究会
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    SDGsが生み出す未来のビジネス(できるビジネス) できるビジネスシリーズ

    水野雅弘
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    資本主義の新しい形 (シリーズ現代経済の展望)

    徹, 諸富

記事一覧

固定された記事

企業経営と生活者意識を変え、脱炭素社会を目指す脱炭素DX研究所「Members+ 脱炭素DXレポート」とは?

皆さんこんにちは。 「Members+ 脱炭素DXレポート」は、デジタルマーケティング企業である株式会社メンバーズ『脱炭素DX研究所』が運営する公式noteです。 本noteは、日…

社会の「当たり前」をサーキュラーで変える|ESD教育者 河内幾帆 (金沢大学准教授)

"私は学生たちに「選べるチカラ」を身につけて欲しいんです。 だってそれこそが、誰かを傷つけることなく、誰と戦うこともなく、社会の「当たり前」を変えることができる巨…

サーキュラーな社会を金沢大学300人の学生とともに(後編)

前編・中編では、金沢大学で行われたサーキュラーデザインのワークショップの様子をレポートしました。最終回となる後編は、同大学の河内准教授と、ティーチングアシスタン…

サーキュラーな社会を金沢大学300人の学生とともに(中編)

中編では、ワークショップの7つのプロセスごとに筆者が見たワークショップのポイントを紹介する。前編の最後に紹介した、2日目の授業の大まかな流れがこちら。 7つのプロ…

サーキュラーな社会を金沢大学300人の学生とともに(前編)

「SDGs疲れ」や「サステナブル疲れ」という言葉を残念に感じている人にこそ、ぜひ参加して欲しい。 そんなことを強く思わされるワークショップが、石川県の金沢大学で行わ…

サステナビリティ業務におけるAI活用の可能性

サステナブル・脱炭素推進業務におけるデータの収集・分析は脱炭素経営において最も重要な業務の一つです。 その一方で、知識の専門性が求められるが故に属人的になったり…

グリーンウォッシュは広告企業やコンサル会社も法的に問われる時代に!

近年、世界において「グリーンウォッシュ」が問題視されている中、「EU(欧州連合)」の政策執行機関である「欧州委員会」が2023年3月22日付で「グリーンクレーム指令案」…

カーボンプライシングとは?

メンバーズの「GX人材」による本マガジン。「脱炭素経営」を目指すために必要なプロセスや手法について、読者の皆さんとともに学びを深め、ともに歩んでいきます。この記事…

【イベントレポ】複数の先行事例から、次世代型のサステナブルな靴を考える

近年、企業や政府は環境への負荷を低減するため、リニアエコノミー(直線経済)からサーキュラーエコノミー(循環経済)への転換が模索されています。従来のリニアエコノミ…

【勉強会レポート】ビジネスの成果向上につながる!「サステナブルWebデザイン」取り組み成功の秘訣

世界人口の53%にあたる41億人がインターネットを使う時代。インターネット使用によるCO2排出量は、世界の温室効果ガス排出量のうち3.7%を占めることをご存じでしょうか? …

北九州でのWSレポ!学びと笑顔で溢れた循環経済ワークショップ

皆さん、こんにちは! メンバーズでは、2024年2月16日に「北九州GX推進コンソーシアム」に参加している企業の経営層を対象に、「サーキュラリティデッキ・ワークショップ」…

企業が掲げる環境目標とは?〜環境マネジメントシステムの基本〜

皆さんこんにちは。 メンバーズの「GX人材」による本マガジン。「脱炭素経営」を目指すために必要なプロセスや手法について、読者の皆さんとともに学びを深め、ともに歩ん…

【イベントレポ】ゴミを出さない、顧客が楽しめるイベントモデルを考える

近年、長期的な持続可能性を追求するため、企業や政府はリニアエコノミー(直線経済)からサーキュラーエコノミー(循環経済)へ転換させ、環境への負荷を低減しようという…

現場主導の脱炭素推進施策を始めてみたら、社内でバズった話

脱炭素社会の実現に向け、多くの企業で積極的な取り組みが推進されている一方で、実業務やビジネスとの関連づけ、現場との温度感、社員の関心度などの課題から「サステナビ…

COP28がビジネス界に示すメッセージとは?メンバーズ高野が現地を訪ねて得た気づき

JCLP(日本気候リーダーズ・パートナーシップ)の視察団として、メンバーズ社長の高野明彦がCOP28を視察しました。帰国後、社員(平均年齢29歳、3,000人弱のデジタルクリエ…

なぜ今、LCA(ライフサイクルアセスメント)が重要なのか?|脱炭素DX研究所レポート#12

メンバーズ脱炭素DX研究所メンバーがさまざまな専門家や実践者と対談し、これからの企業経営やビジネスのあり方を探究していくシリーズ企画。 京都大学・諸富教授との対談…

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企業経営と生活者意識を変え、脱炭素社会を目指す脱炭素DX研究所「Members+ 脱炭素DXレポート」とは?

皆さんこんにちは。 「Members+ 脱炭素DXレポート」は、デジタルマーケティング企業である株式会社メンバーズ『脱炭素DX研究所』が運営する公式noteです。 本noteは、日本企業の炭素生産性向上のためのビジネス推進の支援および、生活者の意識変革を目的に、主にスコープ3削減に関する独自調査や事例研究などを一次情報として広く社会に発信することを目的としています。 目指すのは、今や人類共通の必達目標である「脱炭素社会」。読者の皆さんとともに学びを深め、ともに歩んでいきま

社会の「当たり前」をサーキュラーで変える|ESD教育者 河内幾帆 (金沢大学准教授)

"私は学生たちに「選べるチカラ」を身につけて欲しいんです。 だってそれこそが、誰かを傷つけることなく、誰と戦うこともなく、社会の「当たり前」を変えることができる巨大な力だから。" ——金沢大学でのサーキュラーワークショップの取材から3週間ほどが過ぎ、300名の生徒たちの最終提出物の採点を終え「ようやく一息つけた」というという河内准教授に、再びお話を聞いた。 参考|金沢大学でのサーキュラーワークショップの様子はこちらから。 「否定」ばかりじゃシンドイ。「選べるチカラ」を

サーキュラーな社会を金沢大学300人の学生とともに(後編)

前編・中編では、金沢大学で行われたサーキュラーデザインのワークショップの様子をレポートしました。最終回となる後編は、同大学の河内准教授と、ティーチングアシスタントの艫居さんに伺ったお話を綴っていきます。 楽しみながら続けるためのデザイン(艫居美穂子ティーチングアシスタント) 「この先生メッチャ教えるの上手い!ヤバくない?おれたちが何に困っていて、どんな助け舟が欲しいのか、全部先回りして理解している。」 そんな声が参加している学生たちから聞こえてきた。筆者も同感だ。河内准教

サーキュラーな社会を金沢大学300人の学生とともに(中編)

中編では、ワークショップの7つのプロセスごとに筆者が見たワークショップのポイントを紹介する。前編の最後に紹介した、2日目の授業の大まかな流れがこちら。 7つのプロセスを分解 | ワークショップ・ポイント解説1. 頑張らない連想ゲーム アイスブレイク(緊張感を解きほぐす雰囲気作りのゲームなど)として行ったのが「頑張らない連想ゲーム」。文字通り、考えることなく順番に前の人が発した単語を聞いて頭に浮かんだものを口にする。浮かばないときは「真っ白!」と言って次の人へ。 このアイ

サーキュラーな社会を金沢大学300人の学生とともに(前編)

「SDGs疲れ」や「サステナブル疲れ」という言葉を残念に感じている人にこそ、ぜひ参加して欲しい。 そんなことを強く思わされるワークショップが、石川県の金沢大学で行われていた。 「サーキュラー」と「サーキュラーエコノミー」サーキュラーワークショップの内容の前に、まず、「サーキュラー」の概念と、近年注目を増し続けているサーキュラーエコノミーについて確認しておこう。 サーキュラーは「サークル」の形容詞形で、「円形の」「循環する」などの意味を持つ。それが経済を意味するエコノミーと

サステナビリティ業務におけるAI活用の可能性

サステナブル・脱炭素推進業務におけるデータの収集・分析は脱炭素経営において最も重要な業務の一つです。 その一方で、知識の専門性が求められるが故に属人的になったり、また、常に新しいデータ項目の収集に追われてしまうといった課題をお持ちの方も多いのではないでしょうか。 今回は脱炭素経営とAI活用の観点をもつ有識者とともに、サステナブル・脱炭素推進業務における、AI(含む生成AI)活用の可能性についてお話しましたので、その内容をダイジェスト版としてnoteにてお届けします。 ▼セ

グリーンウォッシュは広告企業やコンサル会社も法的に問われる時代に!

近年、世界において「グリーンウォッシュ」が問題視されている中、「EU(欧州連合)」の政策執行機関である「欧州委員会」が2023年3月22日付で「グリーンクレーム指令案」を発表し、大きな話題となりました。 グリーンウォッシュの規制の背景には、影響力の持つ組織による不健全な発信により、世論/消費者に大きな誤解を招き、発信側が不当な利益を得ている実態があります。また、そうした動きは脱炭素社会への移行に影響をもたらすこともグリーンウォッシュの規制が求められている理由の一つです。

カーボンプライシングとは?

メンバーズの「GX人材」による本マガジン。「脱炭素経営」を目指すために必要なプロセスや手法について、読者の皆さんとともに学びを深め、ともに歩んでいきます。この記事ではカーボンプライシングについてお伝えします。 概要世界では2050年にカーボンニュートラルにむけて脱炭素に向けた取り組みが進められています。 取り組みの1つにCO2の排出量を削減することを目的とした対策「カーボンプライシング」という政策手法があります。 カーボンプライシングとは、排出者(企業)の行動を変化させるべ

【イベントレポ】複数の先行事例から、次世代型のサステナブルな靴を考える

近年、企業や政府は環境への負荷を低減するため、リニアエコノミー(直線経済)からサーキュラーエコノミー(循環経済)への転換が模索されています。従来のリニアエコノミーは「生産・消費・廃棄」という直線的なプロセスのため、廃棄も多く発生します。一方、サーキュラーエコノミーは循環的なアプローチを追求し、素材や製品を経済システムに投入する最初の段階から廃棄や汚染が出ない設計を行い、それらをできる限り高い価値を維持したまま循環させ続けることにより、自然の再生を目指します。 しかし、これま

【勉強会レポート】ビジネスの成果向上につながる!「サステナブルWebデザイン」取り組み成功の秘訣

世界人口の53%にあたる41億人がインターネットを使う時代。インターネット使用によるCO2排出量は、世界の温室効果ガス排出量のうち3.7%を占めることをご存じでしょうか? Webサイトを1回閲覧するときに必要なエネルギー量は小さいですが、世界中の人が閲覧するたびに温室効果ガスが排出されるため、積み重なれば環境に多大な影響を及ぼします。そこで、Web制作に携わる人が炭素削減に貢献できる手法として注目されているのが「サステナブルWebデザイン」です。 2024年2月、社内の脱

北九州でのWSレポ!学びと笑顔で溢れた循環経済ワークショップ

皆さん、こんにちは! メンバーズでは、2024年2月16日に「北九州GX推進コンソーシアム」に参加している企業の経営層を対象に、「サーキュラリティデッキ・ワークショップ」を開催しました。 「北九州GX推進コンソーシアム」とは、カーボンニュートラルの実現と地域産業のグリーン成長を目指している北九州市の組織で、今回のワークショップは、コンソーシアムの一環である経営層を対象としたビジネススクールの中で実施させていただきました。 ワークショップでは「CircularityDECK

企業が掲げる環境目標とは?〜環境マネジメントシステムの基本〜

皆さんこんにちは。 メンバーズの「GX人材」による本マガジン。「脱炭素経営」を目指すために必要なプロセスや手法について、読者の皆さんとともに学びを深め、ともに歩んでいきます。 今回の記事では「環境マネジメントシステム」についてご紹介します。 環境マネジメントシステムとは?環境マネジメントシステムとは、企業などが環境保全を目的とした方針や目標を設定し、その達成に向けて実行する仕組みのことです。 環境マネジメントシステムには、国際規格のISO14001や、日本独自の環境省のエコ

【イベントレポ】ゴミを出さない、顧客が楽しめるイベントモデルを考える

近年、長期的な持続可能性を追求するため、企業や政府はリニアエコノミー(直線経済)からサーキュラーエコノミー(循環経済)へ転換させ、環境への負荷を低減しようという動いています。従来のリニアエコノミーでは「生産・消費・廃棄」という直線的なプロセスに基づいており、廃棄も多く発生しますが、サーキュラーエコノミーでは循環的なアプローチを追求し、素材や製品を経済システムに投入する最初の段階から廃棄や汚染が出ない設計を行い、それらをできる限り高い価値を維持したまま循環させ続けることにより自

現場主導の脱炭素推進施策を始めてみたら、社内でバズった話

脱炭素社会の実現に向け、多くの企業で積極的な取り組みが推進されている一方で、実業務やビジネスとの関連づけ、現場との温度感、社員の関心度などの課題から「サステナビリティに関する取り組みが一部の部門や人にとどまってしまう」、「脱炭素をどのようにビジネス、事業部の活動につなげていけばよいか分からない」、といった悩まれている方も多いのではないでしょうか? 今回は、取り組み開始直後に80%の社員が日々の業務の中で実施することを宣言し、ビジネス成果の向上を図りながら半年間で約1,000

COP28がビジネス界に示すメッセージとは?メンバーズ高野が現地を訪ねて得た気づき

JCLP(日本気候リーダーズ・パートナーシップ)の視察団として、メンバーズ社長の高野明彦がCOP28を視察しました。帰国後、社員(平均年齢29歳、3,000人弱のデジタルクリエイター)に向けて報告会を開催し、脱炭素社会の実現に向けた最新の取り組みや、デジタルクリエイターが果たす役割について語りました。今回は、そんなCOP28報告会で何が語られたのかご紹介いたします。 COP28は気候変動対策を加速させる重要な国際会議 気候変動に関する国際枠組みである国連気候変動枠組み条約

なぜ今、LCA(ライフサイクルアセスメント)が重要なのか?|脱炭素DX研究所レポート#12

メンバーズ脱炭素DX研究所メンバーがさまざまな専門家や実践者と対談し、これからの企業経営やビジネスのあり方を探究していくシリーズ企画。 京都大学・諸富教授との対談に続き、第2回となる今回は、ライフサイクルアセスメント(Life Cycle Assement:以下LCA)のエキスパート「株式会社フルハシ環境総合研究所」代表取締役所長の浅井さんに、そもそもLCAとは何か、なぜ近年注目を集めているのか、お話をうかがいました。 ライフサイクルアセスメント(LCA)とは?我有:今回